まず最大の注目は、最大の注目点は、『テーパリングの加速はあるか?その程度は?』
11月3日(現地時間)のFOMCでの決定では、来年6月完了スケジュールが示されましたが、昨日(12月14日)の生産者物価指数(11月)が過去最大の伸び(前年同月比:9.6%)を示すなどにより、完了前倒し(来年6月⇒3月)が市場予測の軸になってきています。テーパリング完了前倒しと同時に、市場は既に来年末までに3回弱の(25bp:0.25%)利上げを織り込んでいることも確認した上で、明日を待ちましょう。
又、同日にBOE,ECB、SNB、そして翌日(17日)にはBOFと、英国、ユーロ圏、スイス、日本と中央銀行の金融政策決定会合が続きます。
11月3日のFOMCでテーパリング決定翌日に、BOEが想定外の利上げ見送りをしたことが、債券市場の安定となりました。主要中銀の結果を総合的に確認。
更にBOJの他中銀に比較して大きく緩和解除から遠い位置にあるギャップも確認していくと良いでしょう。
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